書くこと

母と亡父の往復書簡、その文体と「打ち言葉」

実家に帰り、母と亡き父の残っている手紙を母が出してきて何枚か拝読した。「この手紙がつくのは三日頃だろうから、僕はまだ山にいるわけだ。信州の山は夜は冬みたいだそうです。」「航空券は早めに取ってください(君は少しのんびりだから)」などという文…

近況/書くことについて

とにかく金がなく「New arrivals」も何もあったものではない。そして精神状態が悪くろくに本も読めない。積読から読める本を探し出し読んでは投げる日々である。 積読から『プレーンソング』を読んだ。金に余裕のある社会人と金のない学生ではない二十代の青…