2013年1月のまとめ

一月が終わってから五日目となってしまいました。早いものです。もう一月の記憶は薄れています。毎日が濃すぎて。いやほんとに。一月は、まあテストやレポートが忙しくて、文化的なことはあまりできなかったですね。

まず演劇なんですが、新宿梁山泊少女仮面」だけ観に行きました。初日の公演で、役者さんのミスがなかなか多くて微笑ましかった(?)のですが、客席に唐十郎のいたのが感動。あと、ヒロインの貝をやっていた大鶴美仁音という女優が素敵で、いいなぁと思い調べてみたところ唐十郎の娘らしくて、驚きましたね。年齢的にはむしろ孫だろって。
あと講義で、永井愛の戯曲、テアトル・エコー「ら抜きの殺意」の映像を一応観ました。押し付けがましく感じてしまいそれほど好きではなかったですがおもしろかったです。

小説は、村上春樹の『アフターダークと『ねじまき鳥クロニクル』全三巻を読みました。二月に入ってから『スプートニクの恋人』を読みまして、いよいよ春樹の長編は『1Q84』を残すのみとなってしまいました。大事に読みたいものです。しばらくは読まないと思いますが。読んじゃうかもしれません。国内の小説ではあと『袋小路の男』、『高野聖・眉かくしの霊』。泉鏡花始めて読みましたけどいいエロさ。絲山秋子はなんか人気らしいので読みました。こういう、(おそらく)誰が読んでも文句のつけられない文章を書けるというのはすごいですよねと思った気がします。

あと海外の小説で『殺戮の天使』、『バルザックと小さな中国のお針子』。前者はなぜこれを手に取ったのかよくわからないのですが、しかし勉強になりました。なんでこれを読むことになったのかがほんと気になります。なんで。後者は普通におもしろい。爽やかでよい小説です。意外といえば意外なラストが大好きです。

その他の本だと、『Jポップの日本語 歌詞論(ブログ記事)』、『ゴジラが来る夜に』、『多読術』、『アイドル領域Vol.4』、『IDOL DANCE!!!: 歌って踊るカワイイ女の子がいる限り、世界は楽しい』。読書法とか、多読術の類はさすがに飽きました(読むなよという話ですが)。アイドル関連二冊は共にとても良い本です。竹中夏海の本は難しいことは書いてないのですがまあなかなか気づきにくいところに気づかせてくれる一冊。アイドルといえば峯岸みなみがおもしろいことになっていますね。正直あれを見てAKB48熱が完全に冷めてしまいました。無理に好きになろうと、というか興味を持とうとしてたんですけど、やはりなんかAKB48系のアイドルには独特の気持ち悪さを感じますね。
あと、「シアターアーツ」2012年冬号とか買って読みまして、現代舞踏、コンテンポラリーダンスとか言うのでしょうか、そういうのって演劇以上に手の出しにくい世界ですけど実はすごいおもしろいんじゃないかということを思ったりしました。いつか見に行けると良いですな。

あと実はこっそりiPod touch書いましてなかなか捗っているのですが、iOSは本当に文字入力がクソですね。文章書くにはandroidの方が圧倒的に良いなと思いました。どっちにせよスマートフォンで書くのは厳しいものがありますが。